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日経バイオテクに関係会社の日本抗体医薬株式会社の紹介がされました。

ホジキンリンパ腫に対するアナポコーシス抗体投与前(左)と投与30分後の電子顕微鏡写真。生じる穴の大きさは、補体やパーフォリンなどによって開く穴の200倍にも達する

3月1日 日経バイオテク社のOnline のニュースに支援しています関係会社の日本抗体医薬株式会社が紹介されました。

創業科学者の松岡周二取締役(右)と岡田嘉展社長

創業科学者の松岡周二取締役(右)と岡田嘉展社長。松岡氏は横浜国立大学工学部および大学院を卒業後、山口大学医学部を卒業、米La Jolla免疫アレルギー研究所、順天堂大学などで病理医として勤務し現在に至る

日本抗体医薬(J-mab Therapeutics, Inc.)は、がん治療用の抗体医薬の研究開発を手掛ける、順天堂大学発のベンチャー企業だ。

同大学医学部免疫診断学講座の松岡周二特任准教授の研究成果を基に、がん細胞を殺傷する抗体医薬の創製を目指している。

同社の独自性は、がん細胞の表面に大きな穴が開いて死ぬ「アナポコーシス」(松岡特任准教授が命名)を引き起こす抗体を取得できる点にある。

一般の抗体医薬と異なるアプローチで、がんを攻撃できる医薬品候補として研究を進めている。

数分でがん細胞に大穴を開ける抗体

ホジキンリンパ腫に対するアナポコーシス抗体投与前(左)と投与30分後の電子顕微鏡写真。生じる穴の大きさは、補体やパーフォリンなどによって開く穴の200倍にも達する

ホジキンリンパ腫に対するアナポコーシス抗体投与前(左)と投与30分後の電子顕微鏡写真。生じる穴の大きさは、補体やパーフォリンなどによって開く穴の200倍にも達する

同社のアナポコーシス抗体をがん細胞に添加すると、がん細胞の表面に大きな穴が開いて数分で死んでいく。その態様は非常にユニークだ。「なぜそのような作用を示すのかはきちんと解明されていないが、この抗体が結合するとがん細胞の骨格に歪みが生じ、破綻することで生じると推定できる」と松岡特任准教授は語る。

抗体のクロスリンクによって抗原が凝集すると、細胞膜下でアクチンフィラメントも引っ張られ、アクチンフィラメントがまばらな部分と密な部分が形成される。そしてまばらになった部分から細胞膜が破綻して穴が開く、というわけだ。

松岡特任准教授はこの理論を確かめるために、アクチンフィラメントの形成を阻害するアクチン重合阻害剤のサイトカラシンを添加して反応を確かめた。するとアナポコーシスが全く起きなくなった。また、この抗体をFab断片にしてもアナポコーシスは起きない。このため、抗体のクロスリンクに伴うアクチンフィラメントの偏りが重要な要素だと推測できるという。

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