ブース番号:V-58
日本抗体医薬株式会社(J-mab Therapeutics)は、弊社が2021年に事業買収し順天堂大学免疫診断グループと共同し新しいがん治療薬の研究開発を進めています。
J-mab Therapeuticsは、2026年10月7日(水)~9日(金)にパシフィコ横浜で開催されるJHVS(JAPAN HEALTHCARE VENTURE SUMMIT)2026に出展いたします。
JHVSは、厚生労働省が主催するヘルスケア分野のベンチャー企業・研究開発シーズと、製薬企業、投資家、事業会社などをつなぐ機会です。会期中は、BioJapan 2026、再生医療JAPAN 2026、healthTECH JAPAN 2026も同時開催されます。
当社は、順天堂大学免疫診断学グループで取得された独自の抗体を基盤に、がん細胞に直接細胞死を誘導する抗体医薬およびADC(抗体薬物複合体)の研究開発を進めています。
開発パイプラインと共同開発パートナーの募集

1.ヒト化リード4713抗体(IgG1):悪性リンパ腫治療薬
Pan-HLA Class IIを標的とするヒト化リード4713抗体を開発しています。DLBCL(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫)をはじめとする悪性リンパ腫や、成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)を対象とする抗体医薬です。
ヒト化抗体の作製は完了しており、今後、リード最適化、CMC(製造・品質管理関連)および非臨床開発を進めるための共同開発パートナーを求めています。
2.ANA抗体(IgG1):NK/Tリンパ腫を対象とする抗体医薬
ITGA4(α4インテグリン)を標的とする抗体で、NK/Tリンパ腫をはじめとする悪性リンパ腫を対象としています。
患者由来の臨床検体を用いたex vivo試験で抗腫瘍活性を確認しています。
今後、ヒト化抗体を作製し、抗腫瘍活性の再現性や作用機序、開発可能性の検証を進めることを目指しています。
まずは、NK/Tリンパ腫を対象として、条件付き早期承認を目指します。その後、非ホジキンリンパ腫を含む悪性リンパ腫への適応拡大を目指します。
ヒト化抗体の作製、非臨床評価および共同研究を進めるパートナーを求めています。
3.Xi-09抗体およびXi-09 ADC:固形がん・血液がんを対象とするADC開発
がん細胞表面に発現する抗原を標的とする抗体を、ADC(抗体薬物複合体)のキャリアとして開発しています。
Xi-09 ADCについて、すい臓がんを移植したマウスを用いたin vivo試験において抗腫瘍活性を確認しています。
当抗体の対象抗原は、いかなる細胞にも傷害活性を有しません。またがん細胞には結どうするものの健常細胞には結合しない特長を有しています。したがってADC抗体薬物複合体のキャリアとして非常に大きな可能性があると期待しています。
抗体ですでに特定していますが、現在特許出願に向けて準備中です。
今後、IgA抗体からIgG1抗体への改変を含む抗体最適化と、ADCとしての開発可能性の検証を目指します。抗体改変、ADC開発および非臨床試験を共同で進めるパートナーを求めています。
4.NILC-1抗体(IgM):浸潤性小葉がんの診断薬およびADC開発
当抗体は、浸潤性小葉がん(Invasive Lobular Carcinoma:ILC)を特異的に結合する独自抗体NILC-1を発見し出願しています。
現在、コスモバイオ株式会社が本抗体を研究用試薬として発売準備を進めています。
浸潤性小葉がんの診断薬に今まで有望な診断抗体がなく、本抗体は有望と判断し診断薬企業との共同開発・ライセンス提携可能なパートナーくを求めています。
また、
ヒト健常細胞には結合しません。これらのことからADCのキャリアの可能性があると判断しました。ADC治療薬の開発可能を探るため NILC-1 ADCを作成し、invitro およびin vivo試験を行いましたところ、抗腫瘍活性を確認できました。今後さらに抗体改変を含む治療薬の開発を進めていきます。
このように診断薬、治療薬の開発に関心をお持ちのパートナーを求めています。
独自抗体ライブラリーと今後の展開
当社は、これらの抗体に加え、順天堂大学免疫診断グループが発見した独自の抗体ライブラリーの共同研究開発を進めています。今後も、ADCを含む新たな抗体医薬の研究開発を進めてまいります。
今回のJHVS 2026への出展を通じて、これらの研究開発シーズを臨床開発へと進展させるため、製薬企業、診断薬企業、研究機関、投資家など、共同研究・共同開発および資金面でご支援いただけるパートナーを探しています。
抗体医薬・ADC・診断薬の開発にご関心をお持ちの皆様は、ぜひ当社ブースV-58へお越しください。皆様との新たな協業の機会を楽しみにしております。
JHVS 2026 開催概要
■ JHVS 2026案内状(日本語版)
弊社は一貫してヘルスケア領域全般のワンストップサービスを通し社会貢献を目指しています。